1.忙しい毎日の分析
毎日、出社してあっという間に1日が終わっている。
忙しいと思っているが、何に時間をそんなに使っているのだろうかと考えていたが、その分析をする時間もない状況であった。
3日坊主で手書きで時間を記録してみたりするが、記録するだけで終わり分析までは
できていない。
時間の管理のため、スマホの時間管理アプリも使用したが、記録するのが手間ですぐに記録することを諦めてしまった。
集中するために、ポモドーロテクニックを利用して、25分毎に休憩しながら仕事をしようとしたが、少しでも早く仕事を勧めようとして、結局はこれも上手くいかなかった。
時間のコントロールをするためには、簡単に計画ができることと、入力と分析が簡単にできるということの両立が必要である。
2.隙間時間よりも浪費時間撲滅
時間管理のなかで、昔から自分で熱心に取り組んできたのは、隙間時間の管理。
つまりは、移動時間に読書や資格試験の勉強といったインプットできることをなるべく多く実践しようと取り組んできたが、あまりに熱心に行うとかなり身体的には苦痛を覚えていた。
ただ、これは1つのことに集中できていないため、体への負担の割には成果があがっていないように感じる。
また、1日に使用している時間を分析すると、仕事、家庭のルーティン(家事、食事、睡眠)を除くと自分に残されている時間は多くない。
長時間の仕事をしながら自分の使える時間を増やそうと睡眠時間を削ってみたが、日中が眠たくなったり、頭が痛くなったりと長期間継続することは難しいと感じた。
また、隙間時間を上手く活用しようとしても、そもそも使用可能な隙間時間自体がすくないなかで、それを有効活用しても、労力の割に成果は少ない。
3.時間の管理を上手くするコツ
そんななかで、出会ったのは「TaskChute」である。
わたしは、クラウド版を利用しているが、一番良いのはスマホ、自宅のPC、会社のPCと複数の機器で利用可能であることから、記録が容易にとれること。
また、エバーノートも利用しているが、1日の記録を自動的にエバーノートに記録してくれることから、後から自分で整理することなく、振り返ることも可能となっている。
また、タスクの見積もりをして、一日にどの程度余裕があるのか、あらかじめ見積もることからできる点でも、無理のないスケジュールができる。
そして、なによりもメリットがあることは、「シングルタスク」で仕事に取り組むことができる点である。
仕事をしていても、1つのことが終わらず次から次に別のことを行ってしまい、結局何も終わっていないという状況を、タスクごとに時間をつけながら実行していることで、常にフィードバックをもらっている状態になる。
1日に使用できる時間を予め見積り、常にシングルタスクで実行するということを意識し、1つ1つ着実に仕事を進めることが生産性向上には1番有効だろうと今は思っている。