1.賃金の差はどのように生まれるか
テレビ番組で年収400万円を他の国に当てはめるとどのくらいの年収かというのを見た。
物価の低い国から見ると、日本の給料はかなり高額になっていることがわかる。
日本の国内で見ても、海外ほどではないが、賃金の差は生じている。
一般的に生活のコストが高いところでは、そこで暮らすために高い賃金が必要になる。
2.差をうまく利用する
一方で、生活コストが安い地域から来て、そこに帰っていくと考えれば、高い地域からの所得を貯蓄に回し、それを持って帰ることで所得の移転に繋がる。
最近は通信環境が改善し、働く場所から自由になってきている。そのため、物価の安い地域に住みつつ、物価の高い地域の仕事をこなすことが可能になってきている。
また、物価が上がるまでの間に貯蓄した部分を運用することができるので、運用利回り分で儲けることが可能になる。
3.貯蓄体質になる方法
収入以上に使わずに貯蓄に回せば、将来に使えるお金が増えるが、人は将来のお金を過小評価するので、今すぐ使いたがっている。
また、貯蓄を始めても、月々の効果は大きくないので、だんだんと辛くなっていく。このため、一人で貯蓄を継続するには大きな忍耐力が必要になる。
将来の効果を信じて、今をコツコツと貯蓄をし、数%の利益を複利効果で得ていくこと、所得の増加を実現していくと、生活コストと収入の差を大きくし、貯蓄のスピードも上げられるだろう