1.インフラファンドの投資先
国内の上場されているインフラファンドは以下の4ファンド
投資対象として、入りやすい(投資家価格が低い)いちごグリーンインフラ投資法人
が自分のなかでは手始めには良いかなと考えているので、同ファンドを分析してみる
銘柄名 | タカラレーベン・インフラ投資法人 | いちごグリーンインフラ投資法人 | 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 | カナディアンソーラーインフラ投資法人 | |
証券コード | 9281 | 9282 | 9283 | 9284 | |
上場日 | 2016年6月2日 | 2016年12月1日 | 2017年3月29日 | 2017年10月30日 | |
スポンサー | 株式会社タカラレーベン | いちご株式会社 | リニューアブル・ジャパン株式会社 | カナディアン・ソーラー・インク | |
資産規模 | 物件数 | 24物件 | 15物件 | 21物件 | 18物件 |
取得価格 | 266億円 | 107.7億円 | 201億円 | 430億円 | |
パネル出力 | 66MW | 29MW | 52MW | 105MW | |
投資口価格 | 114,400円 | 64,200円 | 96,900円 | 99,600円 | |
分配金予想(年) | 7,342円 | 3,560円 | 6,460円 | 7,200円 | |
分配金利回り | 6.42% | 5.55% | 6.67% | 7.23% |
2.いちごグルーンインフラ投資法人とは
2016年に上場されたインフラ投資法人であり、2番目に投資法人である。
スポンサーは不動産開発などを手掛けるいちご(株)である。
www.ichigo.gr.jp
国内15物件に投資しており、取得資産の規模は108億円、予想分配金に基づく
利回りは5.5%となっている。
物件数、資産規模、パネル出力、投資口価格すべてにおいて最も小さい規模である
が、予想分配金におる投資利回りが最も低いということは、4つの投資法人のなかで
で投資家からは最も評価されている投資法人ということになる。
3.いちごグリーンインフラ投資法人の分析方法について
投資対象として分析を行っていくが、分析の視点としては以下の項目でを考える
(1)予想分配金と実績分配金
(2)現状の分配金の水準が持続可能な期間
(3)決算内容の分析
(4)固定価格買取制度後の持続可能性