九州電力による出力抑制はありますが、今のところ大きな影響ではなく、長期的には安定した収入が得られると考えられるので(固定価格買取制度があるので)、インフラファンドへの 投資は継続したいと考えている。
いちごグリーンインフラファンドと並んで、分配金のうち利益超過分配金の比率の高い、日本再生可能エネルギーインフラ投資法人について、投資先として分析を行う。
(1)発電所一覧
決算説明資料による発電所の一覧は、北海道、東北、中部で約8割の出力が投資されている。
発電所の出力は51MW。
東北地区に発電所があるという点ではほかのインフラファンドと分散して投資を検討するには良い点だと思われる。
(2)発電実績
最近までの発電実績をみていると、今年の夏は特に良かったようですが、他のインフラファンドが天候不順で苦戦した9月も想定どおりの発電量を確保しています。
今後の想定発電量を月ごとに開示していないので、どの程度で推移していくのかはわかりませんが、実績累計では想定発電力比で104%となっており、予想分配金の水準は維持できると思われます
(3)九州電力の出力制限の影響
10月より開始された、九州電力の出力制限について、九州にあるのは大分の発電所1か所のみ。
出力でみると6%程度のシャアを有する発電所のため影響はあると思いますが、先週までのところで出力制限となったのは、1日のみです。
先日の週末でどの程度影響を受けたのかは、発表を待って確認したいところです。