人生100年時代の40代のつぶやき

昭和52年、巳年生まれの40代男性がこれからの人生について考えながら、日々の生活を、より良くするためのアイデアを考えるブログ

インフラファンドの分配金~利回りから考える投資先~

 

 昨日の10月20日も九州電力は出力制限を実施し、今日も再び実施するようです。

 寒くなり、暖房を使うようになる11月の中旬ぐらいまでは毎週制限をかけることになるのですかね。

 ただし、10年以上は安定した投資分配金が得られるので、どのファンドが良いのか比べてみることにしました。

(1)分配金の考え方

 分配金について、利益分配金と利益超過分配金の合計により構成されている。

 利益分配金が法人の利益を分配するもの。これは通常の配当と同じく分配金には所得税が課税されている。

 利益超過分配金はキャッシュフローでの余剰金(決算のなかでみると、減価償却費などについて、銀行への借入返済を除いた部分)であり、所得税が課税されていない。また、投資した金額を戻してもらったと考えられるので、投資額を引き下げる効果もある。

(2)分配金の比較

 すでに分配実績のある4法人の分配金を比較する。

 1口あたりの株価が高いが、タカラレーベン・インフラ投資法人が最も高い分配金利回りを確保しており、1番利回りの高い投資先であると考えることができる。

 

f:id:mukaike:20181021072316j:plain

 

(3)税負担を考慮した実質の分配金の比較

 一方で、分配金にかかる税金まで考えた実質の分配金をみると、いちごグリーンインフラ投資法人、日本再生可能エネルギーインフラ投資法人はともに、利益超過分配金の比率が高いことから、タカラレーベン・インフラ投資法人と同じ程度の利回り水準になってくる。

f:id:mukaike:20181021072530j:plain

 なお、カナディアンソーラーインフラ投資法人については上場直後であり、次回12月の分配金予想は3,600円であるから、極端に低い利回りというわけでもないのであろう。

(4)まとめ

 インフラファンドについて、地域の日照量により発電量が上下するリスクはあるが、現時点では発電実績が上がっているファンドについて、同じような価格で評価されているということになるのであろう。