この秋からの九州電力の太陽光発電等への出力抑制により、再生可能エネルギーの普及が課題になっている。
固定価格買取制度が来年以降終わる発電設備も出てくるなかで、これから一層の普及には、電力量のコントロールが不可欠。
蓄電池の価格が高いなかで、貯められない電力をどのように活用するかという問題に新たな解決策として、大口の向上に割安で電力を供給し、増産を要請し電力を消費してもらうというもの。
電力を大量に消費する工場であれば、割安な生産ができるのであれば、工場のシフトを変更し、休日となる昼間の操業を一定期間だけ増やすことで対応することも可能になる。
ただし、天候に左右される取り組みであり、人手不足でかつ労働条件に対する規制が強化されているなかで、増産要請と人繰りの難しさはある。
課題に対して、新たな取り組みで克服していくことが可能になる取り組みであり、社会は進化していっているという感じは受ける。
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