会社では黒字会社と赤字会社があるように、家計でも上手く貯まる人と毎月ギリギリで生活する人がいる。その違いには共通した特徴があるので、自分なりにお金の貯まる人の特徴を整理してみる。
(1)具体的な目標がある
まず第一に、貯めようとする金額が定まっていて、それに向けて取り組む意思があるかどうかが大きな入り口にある。
人は、何もしないと現状に流されてしまうので、よほど倹約家でない限り、いくら貯めたいのかという具体的な目標の有無により結果は大きく変わってくる。
(2)予算を導入する
次に、それに貯蓄達成の金額が明確になっている。
企業の会計と同じであるが、数値できちんと予算管理できるように、いくらまで使い、いくら貯めるのかという目標が定まっていることが大事である。
(3)予算を管理する
会社であれば、経理部や財務部といった専門の部署で、毎月いくら使ったか管理しており、使い過ぎた場合はそれを是正する仕組みが導入されている。
家計においても、立てた予算に対していくら使ったのか管理できるようにしておくと、PDCAサイクルが回るため、予算超過が起こらないように管理できる。
可能であれば、夫婦などで収支の状況をオープンにし、お互いに状況を管理できる状態にしておくか、クレジットカードをやめて、現金のみの支払いにし、お金が出ていきにくい仕組みにすることが有効である。