1.振り返り
家計管理の手順は以下の3ステップで検討していきます。
(1)金額の目標を明確にする
(2)大きな経費科目を見ていき、削減の余地はないか検討する
(3)その他の経費のなかで固定的な経費を見直す
金額目標の明確化については、改善目標金額(6万円)を設定し、家計支出の大きな科目をリストアップしました。
2.削減の検討
順位 | 費目 | 金額 (千円) |
1 | 食費 | 56 |
2 | 医療・保険 | 52 |
3 | クルマ | 42 |
4 | 教育・教養 | 33 |
5 | 住まい | 23 |
6 | 水道光熱 | 19 |
7 | 通信 | 18 |
8 | 日用雑貨 | 17 |
各科目を見ていく際には、毎月細々した支払よりも、考えなくても支出が行われる支払(同じ金額が毎月支払われているもの=固定費)を引き下げていくことが、経費を落とす際には効いてくる。
その観点でみていくと食費、水道光熱費、日用雑貨の検討は劣後にする。
医療費:子供の歯科矯正治療、ギックリ腰治療のための整体代が大きな出費
矯正の器具代の支払いとギックリ腰は治ったので4万円削減する
クルマ:引っ越しに伴う駐車場の契約金と自動車税
車検もあるため、大きな削減は見込めず
教育 :子供の習い事、修学旅行、通信教育の会費
習い事の見直しにより、1.5万円削減する
通信 :au携帯と固定電話とインターネット回線
携帯料金の見直し、固定電話とインターネット回線をauの光回線への
変更により0.5万円を削減する
これにより6万円削減は達成可能となる。
3.まとめ
削減のステップに沿ってみていくと、大口の出費を大判振る舞いせず、しっかり管理していくことが必要である。
その繰り返しが家計改善の近道となります。
順位 | 費目 | 金額 (千円) | 見直し後金額 | 削減額 |
1 | 食費 | 56 | 56 | 0 |
2 | 医療・保険 | 52 | 12 | 40 |
3 | クルマ | 42 | 42 | 0 |
4 | 教育・教養 | 33 | 18 | 15 |
5 | 住まい | 23 | 23 | 0 |
6 | 水道光熱 | 19 | 19 | 0 |
7 | 通信 | 18 | 13 | 5 |
8 | 日用雑貨 | 17 | 17 | 0 |
合計 | 60 |