4月のインフラファンドの発電量実績がでていました。
日照量が上がってきたので、発電量も伸びています。
想定を下回ったのは、 カナディアンソーラーインフラ投資法人と日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の2法人。
九州に発電所が多く、出力制限の影響を受けるカナディアンソーラーインフラ投資法人の発電電気量の下振れは仕方ないのかもしれません。
(4月の出力制限日数は6日で、発電能力の55%が集中する九州において、1ヵ月のうち2割は動いていない計算になるため、本来は1割程度の下落は覚悟するところ(55%×20%=11%)通常の発電所では想定を上回ったということでしょう)
年月 | インフラ投資法人名 | 発電所 (件) |
パネル出力 (MW) |
想定発電量 (kWh)(A) |
発電電力量 (kWh)(B) |
差異 (kWh) (B)-(A) |
当初想定比 (B)/(A) |
2019年4月 | タカラレーベンインフラ投資法人 | 25 | 70 | 8,062,205 | 8,786,692 | 724,487 | 109.0% |
2019年4月 | カナディアンソーラーインフラ投資法人 | 18 | 109 | 12,109,046 | 11,222,967 | -886,079 | 92.7% |
2019年4月 | いちごグリーンインフラ投資法人 | 15 | 29 | 3,327,554 | 3,522,205 | 194,651 | 105.8% |
2019年4月 | 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 | 35 | 69 | 7,396,638 | 7,309,810 | -86,828 | 98.8% |
2019年4月 | 東京エネルギーインフラ投資法人 | 5 | 20 | 2,388,948 | 2,602,702 | 213,754 | 108.9% |
2019年4月 | エネクス・インフラ投資法人 | 5 | 38 | 4,486,422 | 4,720,552 | 234,130 | 105.2% |
集計 | 37,770,813 | 38,164,928 | 394,115 |
来年には九州の原発が再度稼働停止になる可能性が高く、当面1年間は厳しい実績になるのでしょう。