今年は母が70歳になり、古希を迎えます。
70歳まで働き続けましたが、今月で退職し、いよいよ悠々自適の生活に。
退職と古希の両方のお祝いをすると伝えたが、
「40代はこれから出費が嵩むので、家族のためにお金を使うように」という返事が返ってきた。
人生の3大経費は
「老後資金」「教育費」「家」
と言われている。
老後資金3000万円、教育費1000万円/人、家4000万円とすると、8000万円からの資金を用意することになる。
これまで貯めてこなかったとすると、70歳までの30年間で8000万円、年間266万円のペースで貯蓄をする必要がある計算になる。
このなかで、一番気をつけなければいけないものは「家」。
購入するときは、子供が大きくなってきて、家が小さく感じる時に購入を決断するが、数年して大学に進学した段階で家を出ていってしまう。
大きな家に夫婦二人ということがよくおこってくる。
3大経費の半分を家への出費をコントロールすることができれば、大きな費用を浮かせることができるので、黒字家計に大きく前進することになる。
長いスパンで経費を考えることが重要、そのためには家計のバランスシート(資産と負債)を大きくしないことが肝要ということでしょう。