人生100年時代の40代のつぶやき

昭和52年、巳年生まれの40代男性がこれからの人生について考えながら、日々の生活を、より良くするためのアイデアを考えるブログ

インフラファンド比較(日本再生可能エネルギーインフラ投資法人)

日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の決算がでていました。

損益計算書は以下の通り

約10億円のキャッシュを生んでいます(当期純利益減価償却費)

損益計算書 2018年7月 2019年1月 1年間
営業収益 6.6億円 9.1億円 15.7億円
支払利息 0.4億円 0.5億円 0.9億円
融資関連費用 0.1億円 0.1億円 0.2億円
投資口交付費 0.5億円 0.4億円 0.9億円
創立費等償却費 0.0億円 0.0億円 0.0億円
当期純利益 1.3億円 1.8億円 3.1億円
(減価償却費) 2.8億円 4.1億円 6.9億円

 

財務内容は以下の内容で、発電所の大半が借地という特徴があります。

このため、負債科目で、毎期資産除去のための引当金を積み、その分を現預金として持っておくようにしているので、分配金は少し少ないという状況になっているのだと思います。

会社としては非常に安全で妥当な対応だと思います。

貸借対照表 2019年1月
流動資産 9.8億円
  現金及び預金 9.2億円
営業未収入金 0.0億円
その他 0.6億円
固定資産 201.4億円
  土地 4.5億円
太陽光発電設備 184.4億円
投資その他資産 12.5億円
繰延資産 0.0億円
資産合計 211.2億円

 太陽光発電施設の取得は借入調達6割(30億円)、投資家4割(20億円)で実施しており、投資としてリスクも抑えて(自己資金を4割投入)実行しているように見えます。

    2018年7月 2019年1月 増減
流動負債 5.9億円 8.5億円 2.6億円
  営業未払金 0.0億円 0.0億円 0.0億円
1年以内返済の長期借入金 4.9億円 7.2億円 2.3億円
その他 1.0億円 1.3億円 0.3億円
固定負債 77.6億円 112.4億円 34.8億円
  長期借入金 73.7億円 106.7億円 33.0億円
  資産除去債務 3.3億円 5.1億円 1.8億円
純資産 66.5億円 90.3億円 23.8億円
負債純資産合計 150.0億円 211.2億円 61.2億円