日本再生可能エネルギーインフラ投資法人の決算がでていました。
損益計算書は以下の通り
約10億円のキャッシュを生んでいます(当期純利益+減価償却費)
損益計算書 | 2018年7月 | 2019年1月 | 1年間 |
営業収益 | 6.6億円 | 9.1億円 | 15.7億円 |
支払利息 | 0.4億円 | 0.5億円 | 0.9億円 |
融資関連費用 | 0.1億円 | 0.1億円 | 0.2億円 |
投資口交付費 | 0.5億円 | 0.4億円 | 0.9億円 |
創立費等償却費 | 0.0億円 | 0.0億円 | 0.0億円 |
当期純利益 | 1.3億円 | 1.8億円 | 3.1億円 |
(減価償却費) | 2.8億円 | 4.1億円 | 6.9億円 |
財務内容は以下の内容で、発電所の大半が借地という特徴があります。
このため、負債科目で、毎期資産除去のための引当金を積み、その分を現預金として持っておくようにしているので、分配金は少し少ないという状況になっているのだと思います。
会社としては非常に安全で妥当な対応だと思います。
貸借対照表 | 2019年1月 | |
流動資産 | 9.8億円 | |
現金及び預金 | 9.2億円 | |
営業未収入金 | 0.0億円 | |
その他 | 0.6億円 | |
固定資産 | 201.4億円 | |
土地 | 4.5億円 | |
太陽光発電設備 | 184.4億円 | |
投資その他資産 | 12.5億円 | |
繰延資産 | 0.0億円 | |
資産合計 | 211.2億円 |
太陽光発電施設の取得は借入調達6割(30億円)、投資家4割(20億円)で実施しており、投資としてリスクも抑えて(自己資金を4割投入)実行しているように見えます。
2018年7月 | 2019年1月 | 増減 | ||
流動負債 | 5.9億円 | 8.5億円 | 2.6億円 | |
営業未払金 | 0.0億円 | 0.0億円 | 0.0億円 | |
1年以内返済の長期借入金 | 4.9億円 | 7.2億円 | 2.3億円 | |
その他 | 1.0億円 | 1.3億円 | 0.3億円 | |
固定負債 | 77.6億円 | 112.4億円 | 34.8億円 | |
長期借入金 | 73.7億円 | 106.7億円 | 33.0億円 | |
資産除去債務 | 3.3億円 | 5.1億円 | 1.8億円 | |
純資産 | 66.5億円 | 90.3億円 | 23.8億円 | |
負債純資産合計 | 150.0億円 | 211.2億円 | 61.2億円 |