1月末に日本再生可能エネルギー投資法人が新たに10物件の取得を発表しています。
取得価格は65億円で単純平均したFITによる買取期間は17年です。
22億円は新規発行により賄い、43億円が借入により調達することになります。
20年間の賃料収入の見通しが示されていますが、現時点ではFIT終了後の賃料収入についてはかなり悲観的な数値で置いていますね。
15年間の平均賃料でみた表面利回りは以下のとおり。
固定資産税などを考慮すると7%の配当は継続できる水準でしょう。
一方で、FIT終了後の発電の絵が見えないと積極的な動きにはなりにくいのかもしれませんね。
物件 番号 | 物件名称 | 15年平均 表面利回り | 15年平均 年間賃料 |
S-26 | 北海道紋別市太陽光発電所 | 9.6% | 42,838 |
S-27 | 北海道苫小牧市勇払太陽光発電所 | 9.4% | 40,040 |
S-28 | 北海道函館市鉄山町太陽光発電所 | 8.8% | 17,679 |
S-29 | 宮城栗原市備後沢太陽光発電所 | 8.6% | 21,474 |
S-30 | 宮城栗原市鶯沢太陽光発電所 | 7.6% | 60,790 |
S-31 | 千葉君津市吉野太陽光発電所 | 8.6% | 92,236 |
S-32 | 福井三方郡美浜町太陽光発電所 | 7.2% | 45,187 |
S-33 | 京都京丹後市大宮町 | 9.3% | 144,118 |
S-34 | 福岡田川市大浦町太陽光発電所 | 9.8% | 41,646 |
S-35 | 鹿児島曽於市末吉町太陽光発電所 | 10.1% | 70,941 |