雑誌で特集が組まれるほど、サブスクリプションの認知度が日本でも高まっています。
音楽や動画、書籍の分野で最近よく聞くようになった定額制。
これらまこれまで物理的なCDやDVD、紙という媒体を投資して消費者に繋がっていたが、デジタル分野の発展により、急速に発展している。
サブスクリプションについて以下のメリットが考えられる
消費者側のメリット |
購入者は初期費用を抑えられる |
個々人に最適化されたサービスを利用できる |
利用する内容は継続的にアップデートされる |
企業側のメリット |
継続課金で収益が安定 |
新規顧客獲得から既存顧客満足への転換 |
企業側から見て、新たな顧客の利便性を向上させ、自社に落とされるお金を高めていくことが、使い捨てのビジネスからの転換になるのであろう。
デジタル分野以外にも、最近ではトヨタ自動車が自社の車の乗り換えというサブスクリプションビジネスへの参入を表明している。
一方で、家計という視点で考えると、使用するかどうか曖昧なものに対しても継続してコストを払うという点には注意が必要になる。
必要なものを必要な時に利用することが家計節約の肝になる。
サブスクリプションで便利さと満足度を高めるということは、家計管理という観点では家計の月々の規模を増大させてしまうという欠点がある。
例えば、上記でみてトヨタの「KINTO」の利用金額は
車種 | 税抜 |
プリウス | 46,100円~55,400円 |
カローラスポーツ | 49,500円~58,700円 |
アルファード | 79,000円~92,000円 |
ヴェルファイア | 75,000円~88,000円 |
クラウン | 90,000円~99,000円 |
この費用を毎月家計から出していくということは、結構な負担になりますね。
各家庭での最適な家計負担を考慮した支出になっているかの点検をして上での導入が欠かせないでしょうね。