あっという間に2018年1ヵ月が過ぎようとしています。
先週は寒波が襲来し、日本列島はどこも寒く凍るような1週間でした。
昨日は、仮想通貨取引所のコインチェックで巨額の不正流出のニュースがでていた
通貨というのは信用に裏付けられたものであり、不正送金というのは根幹に関わる
という印象がある。
銀行の決算書をみても、預金者が一斉に引き出しにかかった際に、貸付している資金
をすぐに回収できないため、取り付け騒ぎになるが、それが起こらないのも安心して
預けておいて大丈夫という預金者の信用が前提になっています。
円やドルについても何の裏付けもない(昔は兌換)にもかかわらず市場に流通するの
は価値があるという人々の信用しかありません。
制度の根幹にかかわるセキュリティ面についての認識が経営陣に甘かったということ
なのでしょう。
ただし、長い目で見て維持コストや交換コストの低い仮想通貨の流通量が増していく
こと(ただし今のような価格が乱高下するようだと制度としては難しいのでしょう)
は確定的にみられるので、これから様々な規制が入っていき、徐々に安定した通貨に
なっていくのでしょうか。