人生100年時代の40代のつぶやき

昭和52年、巳年生まれの40代男性がこれからの人生について考えながら、日々の生活を、より良くするためのアイデアを考えるブログ

半期を振り返り、達成感を得る方法と考える

10月も第2週に入りました。

今週は上半期を振り返り、期初目標の設定に対しての進捗を考えて、下期に向けた振り返りを行う時期になります。

目標設定について、毎年思うことですが、そもそも「自ら達成したいビジョンがないなかで目標をセットしていない」ということがあり、目標を達成しても、次の目標が気になり、達成感を十分に感じられていないと思う。

達成感を得るためには、ビジョンに向かって進んでいるという感覚が持てると、目標達成で成長などを実感でき、次の目標に向かっていけると思う。

しかし、日常業務が忙しくて、ビジョンを考えるタイミングはない。

一方で、研修などの時間がとれる場で、いざビジョンづくりといっても、何となくしっくりくるビジョンがでてこない。

自分の頭のなかは曖昧なことばかりで、何が本当にやりたいことなのか、自問自答するだけでも、かなりのエネルギーが必要で、途中であきらめてしまいます。

つまり、ビジョンを描くのはそれほど難しく、他方、部下などにそれを求めることもかなり難しいということです。

まずは、自分のビジョンを固めること。そのためには、少しずつでも良いので言葉にして書いていくことができればしっくりくるものがそのうち出てくるものだと思います。

まずは実践あるのみでしょう。

与えられた目標でも、

(1)ビジョンを自分の言葉で表現する(やりたいこととしてとらえる)

(2)メンバーに発信

(3)コミュニケーションのなかで自分が発する言葉に気づきを得る。

というループをたどると、良いビジョンを作る手段になると思います。

世帯数、住宅戸数と空き家数から住宅価格を考える

総務省が発表した住宅土地家計調査

https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/kihon_gaiyou.pdf

総住宅戸数は6240万戸で、5年前より177万戸増加、2.8%の増加。

平成27年の世帯数は5340万世帯となり、2.8%増となっていることから、その後も世帯数の増加が続いているということなのでしょう。

一方で、空き家数は848万戸で、空き家の増加は29万戸。

日本の世帯数に対して、住宅戸数は約900万戸多いので、その分だけ空き家になるということであろう。

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住宅供給戸数

住宅供給戸数は減少しており、年間95万戸の供給であるが、1年間に平均すると世帯数は30万世帯しか増加しないことを考えると、供給過剰であることは間違いないように感じる。

住宅への個人の支出負担の高さが家計を圧迫していることを考えると、安い中古住宅を購入及び改修を行い、長く使うことが、トータルでの生活の質の向上につながると思われる。
 

半期の振り返り(部下の成長を支援することができていない)

今週で9月が終わります。

通常の決算では半期の決算を迎える会社が多いでしょう。

今年度の自分を振り返ると、働きかた改革に反して、業務時間が増加した。

若い部下が増加して、マネジメントよりも現業をこなすための時間が増加している。

今年を振り返ると、自分の得意な業務に集中。自分がどれだけ成果をだせるかに集中しすぎたのかもしれない。

成果主義に基づき、自分の成果が落ちないようにしてきた結果だが、それが行き過ぎると部下のやる気を奪っているかもしれない。

組織で仕事をするときには、まず重視するのは機会損失を回避すること。

部下のやる気を奪い、仕事に対して後ろ向きにさせているとしたら、大きな機会損失を発生させている。

 

管理職としての仕事は、組織として成果を挙げること。

生活ができないほど困窮していることはない。

丁寧に、一人一人に向き合い、部下の内面的な欲求(承認欲求)を満たし、前向きな気持ちになるように、やる気が持てるように導き、自ら動くようにしていくことを考えなければ。

まずは承認欲求を満たすことからはじめることが必要であろう!

部活からチーム作りを考える

今週のお題「部活」

中学生の頃は部活は卓球部

集団で行動するのが苦手で、野球部にはついていけないから、人気のない卓球をする

ことを選択した。

自分ではコツコツ一人で頑張ればよい球技は向いていたと思う。

一人で素振りして、試合で勝つためにどうすればよいのか考えて、顧問の先生も指導

はあまりしないでの、自分たちで練習メニューを考えて好きにやらせてもらっていた。

田舎の中学だったので、頑張れば徐々に強くなり、3年になるころには地区の大会でも

勝てるようになってきた。

 練習時間は決して長くないが、少しずつ勝てるようになってきたのは、『主体性』があるかとうかということではなかったかと思う。

外部環境は決して恵まれていなかったが、そんなことを決して気にしていなかったのは、若かったということもあるのかな?

不平不満を言う前に、

(1)目の前のことに集中すること

(2)どうすれば向上していくのかを考えること

(3)そして、その過程を楽しむこと

こればあると最高の人生、チームになると思う。

今はチームを運営する方の立場。自分がどのようば場を作るかを考えていこう(やらされ感ではなく、やりたいと思う気持ちで)

住宅ローン金利の低下は家庭の恩恵となるのか

長期金利の低下で、大手銀行でもこれまで採算の良かった住宅ローン分野でも

競争が激化してきたので、大手行でもコストのかからないネット型に力を入れて

金利水準は低下してきているようです。

www.nikkei.com

金利水準は5年前の1.5%から1%を切る水準まで低下している。

3000万円を30年ローンで借りると仮定して、金利が0.5%違うとすると

30年間の利払い負担は225万円削減できるので、金利低下のメリットは大きい。

一方で、日本の住宅市場の問題は、新築偏重であることから、住宅投資が家計を圧迫

する例が多いと思う。

手元資金がなく、住宅を購入すると、資産と負債が一気に膨れあがる。

資産について、資産価値が上がるものや、購入金額に比べて収入が高ければ問題が

ないが、一般的には新築で建てた家を1年後に手放すとした場合、3割程度価格が下が

ると想定すると、大きな含み損を抱えることになる。

支払総額が目に見えるものであるが、適切な資産形成を考えた場合、

(1)バランスシートを収入と比較して大きくし過ぎない

(2)資産価値が下がるものを多額に組み込まない

(3)毎月の収入におけるリスク許容範囲を考える

ということは押さえておきたい。

空き家問題が深刻化しつつある日本では、住宅購入は、夢というよりも、負ける確率

の高いギャンブルに近い性質かもと考えてしまった。

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アマゾン・エフェクトの影響

昨日の日経新聞で、アマゾンドットコムによる売上増加している判明、十店舗を大手小売店舗既存店舗が閉店に追い込まれているという記事があった。

日本においては、人口は2004年にピークを迎え、その後はピークアウトのなかで、減少が続いています。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000273900.pdf

一方で、人口が減少する中で、世帯累計をみると、世帯数は増加しています。

増える世帯類型は、今のところ単独と核家族

 2017年の世帯構成は、単独世帯1361万(27%)、核家族3063万(61%)、三世代291万(6%)、その他322万(6%)、合計世帯は5043万。

 日本の小売店舗をみていくと、近年まで店舗を増やしてきたのはコンビニ。

コンビニは、単独世帯と小家族化の増加に伴う世帯ごとのニーズ(ショートタイムショッピング)に、商品価値を合わせることで成長した産業。

コンビニの商品は高いが、30坪という狭い店舗で約3000品目がそろい、わずか5分程度で買い物が終わるショートタイム・ショッピングがもたらす価値を消費者が評価したということ。

食品スーパーだと、広い店舗に様々な商品が置いてあるが、買い物するだけでの20~30分かかり、共働きの忙しいなかでの買い物をする時間の余裕はありません。

短時間で済ませたいというニーズ、インターネットによる無店舗販売の増加にも通じるところがあります。

かつては実店舗でじっくり見る(ウィンドウショッピング)がレジャーのように楽しまれていたので、百貨店など実店舗の価値はありましたが、インターネットで様々な情報が瞬時に入る世の中になった現代では、レジャーとしての価値は大きく落ち込んでいくと思われます。

アマゾンエフェクトはますます強くなっていくのでしょう。

実家に帰って考える、相手の話を聞き切ること

今日はお彼岸。

15年使った東芝の洗濯機が遂に壊れてしまい、急きょ買い替えるというアクシデントに見舞われながら、おはぎを買って、実家で墓参りをしてきました。

実家に帰り親の話を聞きながら、考えたのは、相手の話を聞いて何を実現するのかということ。

話を聞きながら、相手に求めることは、コーチング的な考え方では以下の3点。

(1)状態を把握する

(2)信頼関係を築く

(3)行動を促す
うなずき、あいづち、表情、聞く姿勢など、聞く態度を示し、安心感を持って話ができる環境をつくり、より多くの視点で質問をすることで、話しをしている相手の情報を多く引き出すことができると思います。

仕事では、時間がないなかで相手の行動を促すことばかりに囚われがち。

しかし、相手の行動を促す話をする前に、どこまで相手の話を聞き切ることができるか、相手がどのような視点で話をしようとしているのか把握することで、より相手の本音が出てきて、自然と行動をしてくれることもあります。

 子供のほうから親に提案してもなかなか聞いてくれない。まずは何を考えているのかを把握して、自然と動いてくれることを期待するしかないかなと思ったお彼岸でした。